ZEBの評価とその利用方法について
ZEB(ゼロ・エネルギー・ビルディング)とは、年間のエネルギー消費量が実質的にゼロに近い建物のことを指します。
これは、自然エネルギーを活用する再生可能エネルギーの導入や断熱性能の向上など、様々な工夫によって実現されます。
ZEBには、標準入力法とモデル建物法の2つの評価方法があります。
標準入力法では、ビルエネルギー消費性能指標(BEI)を用いて、建物のエネルギー消費量を計測し、その値が一定の基準以下であることを確認します。
評価の基準は、建物の種類によって異なります。
一方、モデル建物法では、建築物の省エネ性能を計測し、ある基準以下であることを確認することが求められます。
この評価方法は、ZEBの評価においても利用できる手法の一つです。
しかし省エネ適判においては、工事監理や審査の都合上、モデル建物法での評価をおすすめする場合があります。
これは、標準入力法による評価には、非常に高度な技術が必要であり、正確な評価を行うためには、建物の設計段階から評価を考慮する必要があるためです。
一方、モデル建物法では既存の建築物でも評価が可能であり、工事監理や審査の都合上も利用しやすいという利点があります。
またこの評価においては、建築物の種類によって異なる基準が設けられています。
例えば住宅用の場合、年間の一次エネルギー消費量がゼロに近いことが求められます。
一方オフィスビルなどの商業施設の場合、年間の一次エネルギー消費量が定められた基準以下であることが求められます。
